COLUMN髪の毛・ホコリが残る理由|清掃クオリティを安定させる仕組み|くまさんハウスクリーニング

清掃コラム

民泊清掃で「髪の毛が落ちていた」「ホコリが気になった」は、低評価につながりやすい典型クレームです。
しかも厄介なのは、清掃スタッフが頑張っていても仕組みが弱いと再発すること。

この記事では、髪の毛・ホコリが残る“原因”を分解し、誰が作業しても品質が揃う標準化(仕組み化)の作り方をまとめます。

髪の毛・ホコリが残る理由|清掃クオリティを安定させる仕組み

髪の毛・ホコリは「見えない×軽い×移動する」から残る

髪の毛とホコリは、汚れの性質が特殊です。

  • 軽い→風・掃除機の排気・歩行で移動する
  • 溜まる場所が決まっている→角、巾木、ベッド下、洗面台の裏など
  • “最後に発生”しやすい→リネン交換・ベッドメイクで舞う
  • 照明と床色で見えない→昼と夜で見え方が変わる

つまり、力よりも「順番」と「確認方法」が品質を決めます。

髪の毛・ホコリが残る主な理由(現場で多い順)

1)清掃の順番が逆(先に床→最後にリネン)

ベッドメイクやタオル交換のあとに髪の毛が落ち、床清掃がやり直しになります。
対策として床は“ほぼ最後”。リネン・補充→水回り→最後に床が基本。

2)掃除機だけで終わらせている

掃除機は万能ではなく、

  • 巾木の際
  • ラグの毛足
  • 床の静電気

に弱いことがあります。
対策として掃除機+「拭き(またはモップ)」で仕上げる。

3)目線が高い(見落としポイントを見ていない)

立ったまま見える範囲だけ掃除すると、髪の毛は残ります。
対策として最後のチェックは“低い目線”で。特にベッド周り・洗面所・玄関。

4)清掃道具が汚れている(モップ・粘着ローラーの劣化)

汚れたモップやローラーは、取るどころか撒き散らす原因になります。
対策として道具の交換サイクルを決める(後述)。

5)換気・風で舞って移動している

窓開け・換気扇・エアコンの風で、髪の毛は角に集まりやすい。
対策として換気は必須だが、床仕上げ前は風を弱める/ルートを固定すると安定。

“髪の毛ゼロ”に近づく民泊清掃の段取り

時間がない現場ほど、順番を固定すると品質が上がります。

手順1:入室→換気→ゴミ回収

  • 換気扇ON、窓開け(臭い・湿気対策)
  • ゴミ撤去で床に落ちるゴミを先に減らす

手順2:リネン回収→新リネン搬入→ベッドメイク(床はまだ触らない)

  • ここで髪の毛・糸くずが落ちます
  • 床を先にやると確実に二度手間です

手順3:水回り(浴室→洗面→トイレ→キッチン)

  • 拭き上げで床に水滴やゴミが落ちるので、床は後。

手順4:室内の拭き上げ・備品補充(棚・テーブル→家電→窓周り)

  • 上から下へ。ホコリは落ちるので、床は最後に回収

手順5:最後に床(掃除機→拭き/モップ→仕上げチェック)

  • 掃除機で大物と埃を回収
  • 拭き/モップで細かい毛・静電気汚れを回収
  • 最後に“髪の毛スポット”だけ粘着で仕上げ

髪の毛・ホコリが残りやすい「必ず見るべき10カ所」

クレームが出る物件は、だいたいここです(チェック項目に入れると強い)。

  • 玄関たたき・靴箱前
  • トイレ床(便器の裏・脇)
  • 洗面台下・排水管まわり
  • 浴室入口の床・ドアレール
  • ベッド脇・ヘッドボード周辺
  • ベッド下(見える範囲だけでも)
  • 巾木(壁際の線)
  • ソファ下・ラグの縁
  • キッチン下(つま先が入る部分)
  • エアコン風下(ホコリが溜まりやすい)

清掃クオリティを安定させる「仕組み化」5つ

ここからが本題。人の頑張りに依存しない方法です。

1)写真付きチェックリスト(10~20項目)を作る

文章だけだと解釈がズレます。
“合格写真”を用意すると、誰でも同じ基準で揃います。

例:トイレ床の合格状態、ベッド脇の見え方、玄関の仕上がりなど。

2)最終チェックの“儀式”を固定する(2分でOK)

おすすめはこれ

  • 室内の照明を最大にする
  • 床を斜めから見る(影で毛が見える)
  • 玄関→寝室→水回りの順に“臭い+毛”を確認

これを「毎回必ず」やるだけで激減します。

3)道具の標準セット化(物件ごとに置きっぱなし)

道具が違うと品質がブレます。
最低限、物件に固定したいのは

  • 掃除機(同機種が理想)
  • フローリング用モップ(替えシート含む)
  • 粘着ローラー(替え)
  • マイクロファイバークロス(色分け)

“持ち込み式”は忘れ物・劣化・ばらつきが起きやすいです。

4)道具の交換サイクルを決める(ここをサボると崩壊)

  • 粘着ローラー:粘着が弱いなら即交換
  • モップシート:毎回交換が基本(使い回しは毛を撒く)
  • 掃除機フィルター:定期清掃(吸引低下=髪が残る)

5)品質ブレの原因を「記録」して潰す

クレームが出たら、責めるより先に

  • どこに残っていたか(場所)
  • その日の状況(連泊、雨、チェックイン時間、作業者、人数)を記録

再発パターンが見えると、仕組みで防げます。

よくある質問

Q.掃除機をかけたのに髪の毛が残るのはなぜ?

静電気、巾木の際、ラグの毛足、吸引低下(フィルター詰まり)などが原因です。
対策は「掃除機+拭き(モップ)」の二段構えが確実です。

Q.1人と2人で品質が変わる...

分担が曖昧だと「誰かがやるだろう」で抜けます。
水回り担当/室内担当のように分担固定+チェックは1人がまとめて見るが安定します。

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