COLUMN民泊で臭いが残る原因と対策|消臭・換気・備品運用まで|くまさんハウスクリーニング

清掃コラム

民泊運営でレビューを落としやすいのが「部屋の臭い」。
タバコ・汗・生乾き・排水口など、原因は複合で起きることが多く、“消臭スプレーだけ”では再発します。

この記事では、**臭いが残る主因→即効対処→再発防止(換気・清掃・備品運用)まで、実務目線でまとめます。

臭い対策は「発生源を潰す→換気→吸着物を交換」が最短

臭いが残る部屋には共通点があります

  • 発生源(ゴミ・排水・寝具・壁紙)を放置
  • 換気が弱い/換気ルートが悪い
  • 臭いを吸う物(布製品・カーテン・ラグ)が多い

この3つを順番に潰すのが一番効きます。

民泊で臭いが残る主な原因(発生源別)

1)生乾き臭・カビ臭(洗濯物・浴室・エアコン)

  • 室内干し、浴室の換気不足、エアコン内部のカビが典型
  • 連泊後ほど強く出やすい

入室直後に“もわっ”と湿った臭いやエアコンをつけた瞬間に臭った場合サインになります。

2)排水口・下水臭(キッチン/洗面/浴室)

  • トラップの水切れ、髪の毛・油汚れ、ぬめりが原因
  • シンク下の配管まわりも盲点

水回りに近づくほど臭いが強く、夜~朝に臭いが上がることがあります。

3)体臭・汗臭・皮脂臭(寝具・ソファ・クッション)

  • マットレス・枕・布ソファが吸着源
  • 乾燥不足、リネン回転が少ないと蓄積

寝室だけ臭う/布製の家具の近くで強い臭いがサインになります。

4)油・食べ物臭(キッチン・換気扇・カーテン)

  • 揚げ物・焼肉系は特に残る
  • 換気扇フィルターが詰まっていると最悪

カーテンや壁紙に「料理屋っぽい臭い」がするとサインになります。

5)タバコ・電子タバコ臭(壁紙・エアコン・カーテン)

  • 禁煙でも“隠れ喫煙”は起こる
  • 壁紙・エアコン・カーテンに定着しやすい

入口付近~部屋全体に“甘い焦げ臭”がしたり、布製品の近くで強い臭いがするとサインになります。

6)ペット臭(持ち込み・衣類・毛)

ペット可でなくても、衣類に付着して持ち込まれることがあります。

今すぐ効く「緊急対応」:チェックアウト後60分でやる順番

臭いがある日に、まずこれをやると“戻り”が減ります。

  1. 全窓開放+換気扇ON(浴室・トイレ・キッチン)
  2. ゴミ全回収(生ゴミ・缶・ペットボトル・吸い殻)→密閉して即搬出
  3. 発生源の特定(鼻で追う):玄関→寝室→水回り→キッチン
  4. 布製品の入替:枕カバー・シーツ・バスマット・タオル
  5. 排水口の簡易リセット:髪/ゴミ除去→熱めの湯→洗浄
  6. 床・壁の拭き上げ(特にキッチン周り)
  7. 仕上げの消臭(“空間”ではなく“発生源”に)

ポイントはスプレーは最後。
先にやると「臭い+香料」で地獄になります。

原因別の具体的対策(再発防止まで)

生乾き・カビ臭の対策

  • タオル/バスマットは“毎回交換”(連泊でも予備を置く)
  • 浴室は「壁・床の水切り→換気」までセット
  • エアコンはシーズン前に内部清掃(業者)も検討

除湿機がある場合はチェックアウト直後に短時間で回すと効きやすいです。

排水口・下水臭の対策

  • トラップ水切れ対策:長期空室前に水を流す運用
  • キッチン:油を流さない(ゲスト向け注意書き)
  • 定期メンテ:排水口の分解清掃、ぬめり取りをルーティン化

「臭いが上がる部屋」は封水・配管の緩みも疑う(清掃で消えない場合)

体臭・寝具臭の対策

  • 枕・マットレスを守る:防水/防臭のプロテクターを導入
  • 布ソファはファブリッククリーナー+定期的な拭き上げ

連泊の“汗溜まり”対策:予備のシーツセットを置く運用も有効

油・料理臭の対策

  • 換気扇フィルターは定期交換(詰まりは臭いの温床)
  • キッチン壁・レンジフード周りの拭き上げを毎回ルーティン化

カーテンが臭いを吸う部屋は、洗える素材へ変更が効きます。

タバコ臭の対策(禁煙物件)

  • ルール掲示だけでなく、違反時の対応(追加清掃費)を明記
  • 臭いが取れないときは、布製品総入替+エアコン内部+壁紙が論点
  • 吸い殻・灰の痕跡チェック(ベランダ・窓・排気口付近)

備品運用で臭いを増やす“落とし穴”と改善

落とし穴1:布製品が多すぎる

ラグ、クッション、布スリッパ、厚手カーテンが多いほど吸着。
必要最低限+洗える素材、交換サイクルを決める。

落とし穴2:ゴミ箱の運用が弱い

生ゴミ・缶・ペットボトルが混在すると臭いが強く出る。
分別表示+袋ストック+フタ付き(特に生ゴミ)。

落とし穴3:清掃後に“密閉”してしまう

清掃直後は湿気が残るので、閉め切ると臭いが戻る。
可能なら清掃後に10~15分だけ換気時間を確保。

清掃マニュアルに入れる「臭いチェック」項目

  • 入室直後:玄関・寝室・水回りの臭いチェック
  • ゴミ全撤去(生ゴミは密閉して搬出)
  • 排水口:髪/ゴミ除去、ぬめり確認
  • タオル/バスマットは必ず交換
  • 換気:浴室・トイレ・キッチンON、窓換気10分
  • キッチン周り(壁・コンロ・レンジフード)拭き上げ
  • 仕上げ:香りの強い芳香剤は使わない(“無臭寄り”が安全)

よくある質問

Q.芳香剤や強いアロマは置くべき?

好みが分かれ、低評価につながることがあるので、基本は無臭~微香が無難です。
臭いをごまかすより、原因潰しの方がレビューは安定します。

Q.臭いが取れないとき、まず疑うべきは?

「排水」「寝具(マットレス/枕)」「エアコン」。
この3つは“清掃だけでは消えない”ことがあります。

まとめ:臭い対策は「発生源×換気×備品運用」で勝てる

臭いは複合のためスプレーより先に発生源を潰し、換気は“窓だけ”でなく、浴室・トイレ・キッチンの換気扇まで行います。
布製品とゴミ運用を整えると、臭いクレームが激減しやすすくなります。

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