COLUMNカビ・水垢・浴室汚れが取れない...民泊清掃のプロ手順(汚れ別×放置で時短)

清掃コラム

民泊清掃で一番時間を持っていかれるのが浴室。
カビ・水垢・石けんカス・皮脂汚れは性質が違うので、闇雲にこすっても取れません。

この記事では、現場で使われやすい考え方で、「汚れの種類→洗剤の当て方→時短の順番→再発防止」まで、プロの手順をわかりやすくまとめます。
※素材や換気状況によっては傷める可能性もあるため、必ず目立たない場所でテストし、各洗剤の注意書きに従ってください。

浴室汚れは「汚れ別に分解」すれば落ちる

落ちにくい浴室汚れは、主にこの4種類です

  • カビ(黒・ピンク):菌。漂白・除菌が基本
  • 水垢(白いウロコ):ミネラル(カルシウム等)。酸性で溶かす
  • 石けんカス:酸性・アルカリ性どちらにも寄る“混合汚れ”。段階が必要
  • 皮脂・湯アカ:油。アルカリ性で浮かす

つまり、「全部に同じ洗剤」が失敗の原因です。

民泊浴室の“汚れ別”チェックポイント(まず原因特定)

清掃を始める前に、30秒で見分けます

  • 黒い点々・ゴムパッキン→カビ
  • 鏡・蛇口・シャワーヘッドの白いザラつき→水垢
  • 壁の下部が白く曇る・触るとヌルつく→石けんカス+皮脂
  • 排水口のぬめり・臭い→皮脂+雑菌

この判定で、作業時間が半分になります。

プロの基本:浴室清掃は「漬け置き→並行作業」が最速

現場で速い人は、こすり始める前に“放置時間”を仕込むのが共通です。

0~2分:入室したら最初にやること

  • 換気扇ON+窓があれば開ける
  • 可能なら浴室全体をサッとお湯で流す(汚れを温める)

2~5分:洗剤を“汚れ別に”置く(ここが肝)

  • カビ(パッキン・目地):カビ取り剤を“点で置く”
  • 水垢(鏡・蛇口):酸性系を“面で置く”
  • 皮脂・石けんカス(床・壁下部):アルカリ系を“広く置く”

そして5~15分放置

この間にトイレや洗面をやると、ターンオーバー清掃が一気に短縮できます。

ここからは、実際に現場で使いやすい順番です

手順1:カビ(黒カビ)を落とす

対象:ゴムパッキン、シリコン、タイル目地。
コツは先に水分を軽く拭いてから塗ると効きやすい。“こすらない”。放置後に流して残りだけ軽くブラシ

注意

  • 酸性洗剤と混ぜない(危険)
  • 換気必須、手袋必須

手順2:水垢(白いウロコ)を落とす

対象は鏡、蛇口、シャワーヘッド、金属部。
コツは酸性で溶かす→こすりより“当てる時間”
鏡は力を入れるほど傷が増えやすいので、まず溶かす。

落ちない場合

“厚いウロコ”は1回で無理にやらず、2~3回に分けて薄くする方が安全で早い。

手順3:石けんカス・皮脂(壁・床の曇り)を落とす

対象は床、壁の下側、椅子、桶、ドア下部。
コツはアルカリで皮脂を浮かせてからスポンジ。石けんカスは頑固なら、いったん落としてから必要に応じて追加対応(無理に削らない)。

手順4:排水口は“短時間で確実”に

やることは髪・ゴミ除去→ぬめりをブラシ→流す。
臭いが強い日は、パーツを外して裏側も一度チェック。

“落ちない”時の原因トップ5(ほぼこれ)

1)汚れの種類が違う(洗剤ミスマッチ)

水垢をアルカリでこすっても、基本落ちません。

2)乾いた汚れをいきなりこすっている

お湯で温めて、洗剤を当てるだけで変わります。

3)放置時間が短い

民泊は時短したいけど、最短ルートは放置です(並行作業で回収)。

4)素材に汚れが“焼き付き”している

鏡のウロコやパッキンの黒ずみは、完全除去が難しいケースもあります。
その場合は“目立たなくする”設計に切り替えます。

5)換気不足で再発している

落としても、換気が弱いと一瞬で戻ります。

再発防止:民泊で効く「浴室運用」3つ

清掃で頑張るより、運用で臭い・カビ・水垢が減ります。

1)ゲスト向けの一文を置く(最強)

  • 入浴後は換気扇を回してください
  • 浴室に水を残さないようご協力ください

この2行だけで、翌日の汚れが変わります。

2)水切り(スクイージー)を常備

清掃時だけでなく、ゲストが使える位置に置くと水垢が激減します。

3)定期メンテ日を作る(毎回完璧を目指さない)

ターンオーバーでは「清潔感」を優先し、月1~2回で「鏡・水栓・換気扇フィルター・エプロン周り」などの深掘り清掃を入れると回ります。

便利なチェックリスト

  • 換気扇ON・窓開け
  • 先にお湯で流す(温める)
  • カビ:パッキン/目地に点置き→放置
  • 水垢:鏡/蛇口に面置き→放置
  • 床/壁下部:皮脂・石けんカスを処理
  • 排水口:髪除去・ぬめり除去・臭い確認
  • 最後に全体流し→拭き上げ(可能なら)

まとめ:浴室は「汚れ別×放置×並行作業」で勝てる

  • カビ=漂白・除菌
  • 水垢=酸で溶かす
  • 皮脂=アルカリで浮かす

こすり続けるより、放置時間を仕込んで別作業へが最速です。

民泊施設 / レンタルオフィス / スポーツジム定期清掃・管理
お気軽にお問い合わせください

  • 公式LINE
  • 会社情報