COLUMNトイレで悪臭がした時どうすれば良いか?

清掃コラム

トイレで悪臭がしたときの原因別チェックリストと、到着後5分でできる応急処置をまとめました。
民泊運用でもそのまま使えます。

ニオイの種類で当たりをつける

アンモニア系(ツンとする)

尿はね・尿石・便座まわりの汚れが原因の可能性。

下水臭(腐卵臭っぽい)

トラップの水切れ、通気不良、床排水口・配管の問題が原因の可能性。

カビ・生乾き臭

換気不足やマット・布類が原因の場合が多いです。

薬品臭

洗剤残りや混合臭の場合が多いです。

到着直後5分でできる応急処置

  1. ドアを少し開ける
  2. トラップの水を戻す
    便器にバケツ1杯(3–5L)を一気に流す(封水回復)
    床排水口に水500ml~1L注ぐ(乾いていたらミネラルオイル大さじ2を最後に注いで蒸発抑制)。
  3. 便座裏&リム裏を酸性洗剤(尿石用)で3分置き→ブラシ
  4. サニタリーボックス・トイレブラシケースの中身確認→汚れ物があれば回収・洗浄
  5. マット・カバー類は撤去して洗濯(布は臭いを溜めます)
  6. 仕上げは無香消臭(芳香剤でごまかさない)

※酸性洗剤と塩素系は絶対に混ぜない。手袋&換気を必ずする。

詳細チェックリスト(原因別)

A.清掃・表面汚れ(アンモニア系)

  • 便座裏・蝶番・本体と便器の隙間の拭き残し
  • 便器リム裏の尿石(L字ブラシで確認)
  • 壁・巾木・便器前床の尿はね(特に男性利用多いとき)
  • 便座(温水洗浄便座)のノズル汚れ/脱臭フィルターの詰まり
  • サニタリーボックスやトイレブラシの水受けのヌメリ

対策:尿石=酸性(クエン酸/業務用尿石除去)→中和拭き取り。
ノズルは取説通り清掃、脱臭フィルターは水洗いor交換。

B.下水臭(配管・トラップ系)

  • 便器の水位が低い/波打つ(封水切れ兆候)
  • 床排水口のトラップが乾いている/防臭ワン(カップ)が外れている
  • 便器根元のコーキングひび・ガタつき(フランジ・ワックス劣化)
  • 強力な換気扇+給気不足で負圧→封水吸い上げ
  • 屋外の汚水桝の詰まり・逆流(フタ開けてペーパー溜まり・油脂塊)
  • 通気管(屋根)の詰まり(落ち葉・巣)→流れ悪化で封水が抜ける

対策:トラップ注水→最後にミネラルオイル少量で蒸発防止。
換気は給気口を開ける。

C.カビ・生乾き

  • タンク内の黒カビ・藻(タンク式の場合、蓋裏も)
  • 換気扇の吸込み弱い(ティッシュ吸着テストで確認)
  • マット・カバー・予備タオルの湿気
  • 壁紙や床材に臭い染み(長期)

対策:タンクは止水→中性洗剤やタブで清掃(部品腐食注意)。
換気扇の羽根・ダクト・逆止弁清掃。
布は極力置かない。速乾素材に。染みつきはコーキング/巾木打ち直しや張替え。

D.洗剤・化学臭

  • 塩素系を流して放置/酸性と連続使用
  • 便器内に洗剤カプセル置きっぱなし

対策:十分な流水&換気。
酸性と塩素は時間を空けて別日運用が安全。

判定の小ワザ

線香・お香スモークテスト

床排水口や便器根元に煙を近づけ、吸い込まれ方や漏れ場所で負圧や漏気を推定。

UVライト

床・壁の尿はね可視化に有効です。

ティッシュ吸込み

換気扇の吸引確認(弱い場合は要清掃)。

備品リスト(置いておくと強い)

酸性尿石クリーナー(クエン酸系)、中性多目的、塩素系(混用禁止)
L字トイレブラシ、隙間用ブラシ、使い捨て手袋・保護メガネ
無香消臭剤、ミネラルオイル(パラフィン系)
UVライト、小型線香、カッター(防臭ワン交換用)

今回はトイレの悪臭について書きました。
室内に悪臭がする場合、大半はトイレが原因の場合が多いです。

快適に宿泊者様にお過ごし頂く上で、少しでも悪臭がすると不愉快に感じられます。
小まめにチェックする事をおすすめします。

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